【VisulaStudio】ビルドイベントの指定

■ ビルドイベント

イベント後の動作を指定する

[1] ソリューションを右クリックし、[プロパティ]を選択
[2] [ビルドイベント]-[ビルド後に実行するコマンドライン]を選択
[3] 「ビルド後の編集」ボタン押下する
[4] 以下「サンプル」などを参考に、コマンドを入力
[5] 「OK」ボタン押下する

■ サンプル

使用例1:テキストファイルをコピーする

(TargetDir)や(ProjectDir)などは、「マクロ」ボタン押下で、一覧が表示され確認できる
@REM (TargetDir)の下にフォルダ「TEST」がなければ、フォルダ「TEST」を作成
if not exist "$(TargetDir)\TEST" mkdir "$(TargetDir)\TEST"

@REM (ProjectDir)の下にフォルダ「TEST」直下の全てのTextファイルを、(TargetDir)の下にフォルダ「TEST」以下にコピーする
xcopy /y /r "$(ProjectDir)TEST\*.txt" "$(TargetDir)\TEST\"

使用例2:DLLをコピーする

@REM DLLをコピーする
xcopy /y /r "$(SolutionDir)dlls\*.dll" "$(TargetDir)"

■ 補足:デバッグについて

標準出力には echo を使う

@REM 標準出力 ★ビルド時に、VSの「出力」ビューに表示される★
echo "SolutionDir : $(SolutionDir)"
echo "ProjectName : $(ProjectName)"

@REM DLLをコピーする
xcopy /y /r "$(SolutionDir)$(ProjectName)\dlls\*.dll" "$(TargetDir)"
出力結果
1>------ ビルド開始: プロジェクト: SampleForm, 構成: Debug Any CPU ------
1>  SampleForm -> C:\xxxx\SampleForm\SampleForm\bin\Debug\SampleForm.exe
1>  "SolutionDir : C:\xxxx\SampleForm\"
1>  "ProjectName : SampleForm"
========== ビルド: 1 正常終了、0 失敗、1 更新不要、0 スキップ ==========