【Linux】特殊なアクセス権 ~ SUID / SGID / Sticky Bit ~

前提知識

セットID

 * 一時的に切り替えてプログラムを実行できる仕組み

■ SUID

 * SUID : Set User ID
 * 実行ファイルに設定される属性
 * 実行ファイルの所有者の権限で実行(どのユーザがファイルを実行しても、セットされたユーザで実行)

確認の仕方

ls -l /usr/bin/passwd
-rwsr-xr-x 1 root root 54192 11月 18  2015 /usr/bin/passwd
   ~
# 「s」になっているとSUIDが設定されていることを意味する

設定方法

sudo chmod u+s 【設定したいファイルのパス】

■ SGID

 * SGID : Set Group ID
 * 実行ファイル/ディレクトリに設定される属性
 * 実行ファイルは所有グループの権限で実行

設定方法

sudo chmod g+s 【設定したいファイルのパス】

# SUIDも付与したいなら...
#
# => sudo chmod ug+s 【設定したいファイルのパス】

■ Sticky Bit

 * スティッキービット
 * アクセス権に関係なくて、所有者とrootユーザのみが名前の変更と削除を行える


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