【Linux】【Debian】パッケージ管理 ～ プロキシ経由でapt系コマンドを実行するには... ～

Linux

■ プロキシ経由でapt系コマンドを実行するには...

方法は、以下の2通り 
[1] 環境変数「http_proxy」等を使う場合
[2] /etc/apt/apt.conf or /etc/apt/apt.conf.d/xxxx.conf を使う場合

[1] 環境変数「http_proxy」等を使う場合

構文 
export http_proxy="http://【ユーザID】:【パスワード】@【プロキシ・ホスト名】:【プロキシ・ポート番号】/"
export https_proxy="https://【ユーザID】:【パスワード】@【プロキシ・ホスト名】:【プロキシ・ポート番号】/"
export ftp_proxy="ftp://【ユーザID】:【パスワード】@【プロキシ・ホスト名】:【プロキシ・ポート番号】/"

# 認証がない場合は、「【ユーザID】:【パスワード】@」が不要
例 
export http_proxy="http://admin:password@192.168.16.29:3128/"
export https_proxy="https://admin:password@192.168.16.29:3128/"
export ftp_proxy="ftp://admin:password@192.168.16.29:3128/"

[2] /etc/apt/apt.conf or /etc/apt/apt.conf.d/xxxx.conf を使う場合

構文 
Acquire::http::proxy "http://【ユーザID】:【パスワード】@【プロキシ・ホスト名】:【プロキシ・ポート番号】/";
Acquire::https::proxy "https://【ユーザID】:【パスワード】@【プロキシ・ホスト名】:【プロキシ・ポート番号】/";
Acquire::ftp::proxy "ftp://【ユーザID】:【パスワード】@【プロキシ・ホスト名】:【プロキシ・ポート番号】/";

# 認証がない場合は、「【ユーザID】:【パスワード】@」が不要
# 「;」がないと Syntax error になる
例 
Acquire::http::proxy "http://admin:password@192.168.16.29:3128/";
Acquire::https::proxy "https://admin:password@192.168.16.29:3128/";
Acquire::ftp::proxy "ftp://admin:password@192.168.16.29:3128/";

参考文献

http://d.hatena.ne.jp/mrgoofy33/20100726/1280154695

■ 注意

 * 設定値に「@」等の記号が含まれる場合は、「%40」等でエンコードする必要がある

  => パーセントエンコード変換できるように、Java で自作した。
     以下の関連記事を参照のこと。
https://blogs.yahoo.co.jp/dk521123/37111087.html

参考文献

http://www.tamoot.net/d/20130508.html

関連記事

パッケージ管理コマンド ～ apt系コマンド / apt-getなど ～

https://blogs.yahoo.co.jp/dk521123/34295880.html

【Linux】プロキシサーバソフト [1] ～ Squid / 初期設定編 ～

https://blogs.yahoo.co.jp/dk521123/36956970.html

プロキシサーバソフト [2] ～ Squid / Basic認証編 ～

https://blogs.yahoo.co.jp/dk521123/36962466.html

パーセントエンコーディングをJavaで自作する

https://blogs.yahoo.co.jp/dk521123/37111087.html