■ データ移行の流れ
データ移行先およに移行元のRedmineが同バージョン同士という前提であれば...(1) Redmineで管理しているデータを吸い出す => つまり、エクスポート(バックアップとしても利用できる) (2) (1)のデータを、移行先に取り込む => つまり、インスポート(バックアップデータの復元(リカバリ)としても利用できる)
Redmineの格納データ
* 実際の手順の前に、Redmineで管理しているデータの種類を知る必要がある。 * 大きく分ければ、以下の2点。【Redmineで管理しているデータの種類】
[1] チケット、Wikiなどの添付ファイル [2] DBデータ
【1】 エクスポート
[1] 添付ファイル
* Redmineのインストールディレクトリ直下のfilesディレクトリをとっておくだけ。
[2] DBデータ
MySQLを使用している場合、mysqldumpコマンドを実行し、DBダンプデータを取得するmysqldump -u 【MySQLユーザー名】 -p【MySQLパスワード】 【Redmineデータベース名】 > 【データ出力先ファイル名】 ※-pと【MySQLパスワード】との間にスペースは不要
【2】 インポート
[1] 添付ファイル
* Redmineのインストールディレクトリ直下のfilesディレクトリを置き換えるだけ。
[2] DBデータ
MySQLを使用している場合、バックアップ時に取得したダンプデータを使って空のMySQLデータベースにデータを投入するmysql -u 【MySQLユーザー名】 -p【MySQLパスワード】 【Redmineデータベース名】 < 【ダンプデータファイル名】 ※-pと【MySQLパスワード】との間にスペースは不要
参考文献
http://redmine.jp/faq/system_management/backup/Redmine1系 から Redmine2.5へデータを移行する時の手順
http://blog.ybbo.net/2015/03/13/redmine1%E7%B3%BB-%E3%81%8B%E3%82%89-redmine2-5%E3%81%B8%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%92%E7%A7%BB%E8%A1%8C%E3%81%99%E3%82%8B%E6%99%82%E3%81%AE%E6%89%8B%E9%A0%86/