【Linux】ログ世代管理 ～ logrotate ～

Linux

■ ログ世代管理（ログのローテーション）を行うには...

 * logrotate を使用する

■ logrotateの前提条件

ログローテーションはcronで動いているので、crondを確認 
sudo systemctl status crond

 => 動いていなかったら、「sudo systemctl start crond」

■ どうすればいい？

/etc/logrotate.d/下にサービスごとの設定ファイルを用意する 
/etc/logrotate.d/【サービスの設定ファイル】
設定ファイルの確認 
logrotate -dv /etc/logrotate.d/【サービスの設定ファイル】

 * -dオプション
  => 実際にlogrotateは行われずに、どのように動作するのかをデバッグすることができる

 * -vオプション
  => 詳細を標準出力に表示
設定反映 
logrotate /etc/logrotate.d/【サービスの設定ファイル】

logrotate -f /etc/logrotate.d/【サービスの設定ファイル】
 * -fオプション
  => 強制実行

【例】 /etc/logrotate.d/tomcat

sudo vi /etc/logrotate.d/tomcat 
# weekly
/usr/tomcat/logs/catalina.out {
 missingok     # ログファイルが無くてもエラーを出さない
 notifempty    # ログファイルが空ならローテートしない
 copytruncate  # 対象のファイルをコピーしてから、オリジナルのログファイルの内容を切り詰める 
 weekly        # 週でローテート
 rotate 4      # 残す世代数
 delaycompress # 次回のログローテーションサイクルになるまで圧縮しない
 create 0644 tomcat tomcat # ログファイルのパーミッションと所有ユーザの設定
}

# daily
catalina.*.log
localhost.*.log
manager.*.log
host-manager.*.log
localhost_access_log.*.txt {
 missingok     # ログファイルが無くてもエラーを出さない
 notifempty    # ログファイルが空ならローテートしない
 copytruncate  # 対象のファイルをコピーしてから、オリジナルのログファイルの内容を切り詰める
 daily         # 日でローテート
 rotate 31     # 残す世代数
 delaycompress # 次回のログローテーションサイクルになるまで圧縮しない
 create 0644 tomcat tomcat # ログファイルのパーミッションと所有ユーザの設定
}
設定反映 
sudo logrotate /etc/logrotate.d/tomcat

■ その他設定項目

`#`設定項目`説明`備考
1postrotateローテート後にsyslogを再起動

参考文献

https://qiita.com/mk34/items/d55e08a5c657e2e022ee
http://www.itmedia.co.jp/help/tips/linux/l0291.html
http://blog.willnet.in/entry/20081001/1222836601
http://changineer.info/server/logging/logrotate.html
設定ファイルの設定項目の説明が豊富
https://qiita.com/Esfahan/items/a8058f1eb593170855a1
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/747logrotatecmd.html

Tomcat

https://qiita.com/n_slender/items/b977831051c6fa03da71
https://qiita.com/yusukaaay/items/fed49a4cb4124a51fa68

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https://blogs.yahoo.co.jp/dk521123/33222763.html