【VisualStudio】メッセージファイル DLLの作成方法

目的

 * イベントログに使用する
http://blogs.yahoo.co.jp/dk521123/31281282.html

大まかな手順

 大きく分けて、以下の4ステップ必要。

 [1] MCファイル(~.mc)作成
   => メッセージ(文言)の元になるデータをテキストデータを作成する
 [2] MCファイルのコンパイル
   => メッセージコンパイラ(mc.exe)でコンパイルしリソーススクリプトを作成する
 [3] RCファイルのコンパイル
   => 作成したリソーススクリプトを、リソースコンパイラ(rc.exe)でコンパイルしリソースファイルを作成する
 [4] DLLファイルの作成
   => リソースファイルをリンカ(link.exe)でリンクし、メッセージファイル DLLにする。

作業イメージ

http://togarasi.files.wordpress.com/2011/07/dll_thumb.png?w=404&h=277

詳細手順

[1] MCファイル(~.mc)作成

 * 拡張子 mc というメッセージファイル(テキストファイル)を作成する
 * 詳細は以下を参照のこと。
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/aa385646.aspx

注意点

 * メッセージの区切り「.(ピリオド)」を正しく入力すること
 * コメント文は、頭に「;」で、更に、C++のコメント文(//および/*  */)に対応しておくとよい
  (以下のサンプル参照のこと)

サンプル

; // ***** messages.mc ***** 
; // This is a sample file. 

LanguageNames=(Japanese=0x0411:MSG00411)

MessageId=1
SymbolicName=TestName
Language=Japanese
メッセージはテストです。
. 

[2] MCファイルのコンパイル



[3] RCファイルのコンパイル



[4] DLLファイルの作成