■ はじめに
VirtualBox の インストールをメモしておく。 以下、最新手順。
VirtualBox のインストール ~ 2023年版 ~
https://dk521123.hatenablog.com/entry/2023/09/29/000000
目次
【0】構築環境 ※注意:VirtualBox v6.1.28 の使用について 【1】事前準備 1)Virtualization (VT-x) を有効にする 2)ゲストOS の ISOファイルを用意しておく 【2】設定手順 1)VirtualBox のインストール 2)VirtualBox の仮想マシンを設定する 【任意設定1】ホストOS⇔ゲストOS間でコピペする 【任意設定2】共有フォルダの設定 3)ゲストOSのインストール 【任意設定】4)Guest Additionsのインストール 【任意設定】5)共有フォルダの設定 【3】VirtualBox あれこれ 1)スクリーンショットをとる
【1】構築環境
* OS : Windows10 * VirtualBox : v6.1.26 ... (※) * Guest OS : Ubuntu
※注意:VirtualBox v6.1.28 の使用について
* VirtualBox v6.1.28 だとうまく起動できないので注意。 => これに結構ハマった。。。 * 詳細は、以下のサイトを参照のこと。
【2】事前準備
1)Virtualization (VT-x) を有効にする
⇒ BIOS を立ち上げて、VT-x を Enabled にする * Windows10でBIOS を立ち上げるには、以下を参照。
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1806/29/news030.html
2)ゲストOS の ISOファイルを用意しておく
Ubuntu の場合
* 以下のサイトから、Ubuntu のISOファイルをダウンロードする
https://www.ubuntulinux.jp/download
CentOS の場合
* 以下のサイトから、CentOS のISOファイルをダウンロードする
https://www.centos.org/download/
【3】設定手順
1)VirtualBox のインストール
[1] 以下のサイトから、VirtualBoxをダウンロードする (今回は、「VirtualBox-6.1.26-145957-Win.exe」)
https://www.virtualbox.org/wiki/Download_Old_Builds_6_1
[2] ダウンロードしたexeファイルをたたき、インストールする
2)VirtualBox の仮想マシンを設定する
[1] VirtualBoxを立ち上げ、「新規」を選択 [2] 以下を入力し、「次へ」 + 名前:任意(今回は「Ubuntu」) + マシンフォルダ:任意(今回は「C:\linux」) + タイプ:Linux + 名前:Ubuntu(64bit) [3] メモリサイズを入力(今回は「2048」)し、「次へ」 [4] ハードディスクを「仮想ハードディスクを作成する」を選択し「作成」 [5] ハードディスクのファイルタイプを 「VDI(Virtual Disk Image)」を選択し「次へ」 [6] 物理ハードディスクにあるストレージで「可変サイズ」を選択し「次へ」 [7] ファイルの場所とサイズを入力し(今回は「20.00」GB)「作成」 [8] 作成した仮想マシンを選択した状態で「設定」 [9] [ストレージ]-[コントローラ:IDE]-[空]-[CDアイコン]-[ディスクファイルを選択] で「【1】事前準備」の「2)ゲストOS の ISOファイルを用意しておく」で ダウンロードしたISOファイルを選択
【任意設定1】ホストOS⇔ゲストOS間でコピペする
[1] 作成した仮想マシンを選択した状態で「設定」 [2] [一般]-[高度]で、以下を選択 * クリップボードの共有 : 双方向 * ドラッグ&ドロップ : 双方向
【任意設定2】共有フォルダの設定
* VirtualBoxの [デバイス]-[共有フォルダー]-[共有フォルダーの設定]で 共有フォルダを設定する
# | 項目名 | 説明 | 設定例 |
---|---|---|---|
1 | フォルダーのパス | ホストOS(Windows)側の共有したいフォルダパス | C:\work |
2 | フォルダー名 | ゲストOS(Linux)側のフォルダ名 | work |
3 | 自動マウント | 自動マウントするかどうか | チェックあり |
4 | マウントポイント | ゲストOS(Linux)側のパス | /home/user/work |
5 | 永続化する | 永続化するかどうか | チェックあり |
3)ゲストOSのインストール
[1] 作成した仮想マシンを選択した状態で「起動」 [2] 以下の「※注意」も参考に、ゲストOSをインストールする
注意
* Ubuntuを日本語でインストールする場合、 画面が見切れてボタンが見えずに、 非常に作業しにくい => 対応策として、以下のサイトが役に立つ
https://knowledge4linux.blogspot.com/2015/07/ubuntu.html
[1] インストール開始直後にESCキーを押下 [2] 「Ubuntuをインストール」を選択後、 「F6 その他のオプション」(F6キー押下)を選択 [3] 起動オプションとポップアップメニューが表示されるが ESCキーを押してキャンセルする [4] 起動オプションにフレームバッファの解像度を追記 ※1番最後の”--"の後に”vga=791"と指定し、Enterキー押下
【任意設定】4)Guest Additionsのインストール
上記の【任意設定1】/【任意設定2】を行っている場合、 Guest Additionsが必要になるので、以下を実行する。 [1] ゲストOSインストール後に、ゲストOSが立ち上がっている状態で [デバイス]-[Guest Additions CDイメージの挿入]を押下 後は、流れでできる、、、
【任意設定】5)共有フォルダの設定
* このままだと共有フォルダへのアクセス権限がないので、 ゲストOS上で以下のコマンドを実行する。 => なお、以下のサイトを参考にした。
https://qiita.com/SUZUKI_Masaya/items/3444a010cf9903a088b3
https://zapping.beccou.com/2020/12/16/where-is-share-folder-in-linux-centos/
コマンド例
# sudo gpasswd --add ${user_name} vboxsf sudo gpasswd --add user vboxsf # パスワードがいちいち聞かれるので、その対策 # sudo usermod -G vboxsf ${user_name} -a sudo usermod -G vboxsf user -a # ゲストOSを再起動(しないとうまくいかなかった) reboot
【3】VirtualBox あれこれ
1)スクリーンショットをとる
* VirtualBox の [表示]-[スクリーンショットを撮る]でOK
https://freebsd.sing.ne.jp/tool/08/02/13.html
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