はじめに
* VMware vSphere Hypervisorの環境下でのにおいて、
vSphere Web Client(VMware vSphere Hypervisor6 Update 2以上)を使って、
仮想マシン(Virtual Machine; VM)を作成する
手順概要
[0] OSインストーラ用ISOファイルを用意しておく
[1] データストアに、OSインストーラ用ISOファイルをアップロードする
[2] 仮想マシン(VM)を作成する
[3] OSをインストールする
手順詳細
[0] OSインストーラ用ISOファイルを用意
* 今回は、CentOS7をインストールする
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/7/isos/x86_64/
からISOファイルをダウンロードする
# 今回は、「CentOS-7-x86_64-DVD-1511.iso」を落とした
[1] データストアにISOファイルをアップロード
1-1) 右側にある「ナビゲーター」の[ストレージ]を選択
1-2) アップロードしたいデータストア(今回「datastore1」)を選択する
1-3) [データストア ブラウザ]-[アップロード]を選択する
1-4) ダイアログが表示されるので、手順[0]で用意しておいたOSインストーラ用ISOファイルを選択する
(今回は、「CentOS-7-x86_64-DVD-1511.iso」)
# 後は、しばらくするとアップロードが完了されるはず
[2] VMを作成
2-1) 右側にある「ナビゲーター」の[仮想マシン]を選択
2-2) [仮想マシンの作成/登録]を選択する
2-3) 「作成タイプの選択」において、「新規仮想マシンの作成」を選択し、「次へ」ボタン押下
2-4) 「名前とゲスト OS の選択」において、各項目(以下参照)を入力し、「次へ」ボタン押下
今回は以下のように入力
* 名前 : vm01(任意文字でいい)
* ゲスト OS ファミリ : Linux
* ゲスト OS のバージョン : CentOS 4/5/6/7 (64-bit)
2-5) 「ストレージの選択」において、データストア(今回「datastore1」)を選択し、「次へ」ボタン押下
2-6) 「設定のカスタマイズ」において、各項目を入力し、「次へ」ボタン押下
★ポイント★
「CD/DVD ドライブ 1」で「データストア ISO ファイル」を選択し、
手順[1]でアップロードしておいたISOファイルを選択しておくこと
2-7) 「終了準備の完了」において、入力内容を確認し問題なければ、「完了」ボタン押下
2-8) 「更新」押下すると、仮想マシン一覧に作成したVMが表示されるはず
[3] OSをインストール
2-8)の画面の続きから
3-1) 作成したVM(今回は「vm01」)を選択する
3-2) 「パワーオン」を選択し、VMを立ち上げる
3-3) [コンソール]-[ブラウザ コンソール画面を開く]を選択
=> ウィンドウが開き、OSのインストーラが立ち上がるはず
# 後は以下の関連記事を参考にOSをインストールすればいい
http://blogs.yahoo.co.jp/dk521123/36252928.html
補足:OVFファイル/OVAファイルのインポートについて
* OVFファイル/OVAファイルについては、以下の関連記事を参照のこと。
http://blogs.yahoo.co.jp/dk521123/36324800.html
# 2016/10/05時点では...
以下の手順で、OVFファイル/OVAファイルのインポートを試みたが、
2-4')実行後、エラーが発生して、インポートできなかった
~~~~~
2-1') 右側にある「ナビゲーター」の[仮想マシン]を選択
2-2') [仮想マシンの作成/登録]を選択する
2-3') 「作成タイプの選択」において、「OVFファイルまたはOVAファイルから仮想マシンをデプロイ」
を選択し、「次へ」ボタン押下
2-4') 「OVF ファイルと VMDK ファイルの選択」において、
「仮想マシン」欄に任意の文字列(最大 80 文字)を入力し、
「クリックしてファイルを選択するか、またはドラッグ/ドロップします」内に
インポートしたいOVFファイル/OVAファイルをドラッグ&ドロップし「次へ」ボタン押下
・・・
~~~~~
回避策
WindowsにVMware vSphere Clientをインストールし、
VMware vSphere Client上で実行すれば、OVFファイル/OVAファイルのインポートができた