【Immuta】Immuta ~ 基礎知識編 ~

■ はじめに

https://dk521123.hatenablog.com/entry/2022/10/07/102337
https://dk521123.hatenablog.com/entry/2022/10/02/000000

で、データマスクについて扱ったが、
データの種類が多くなってきたら、こんなチマチマやってられないし
国ごとに法律が違く(※)、また、年々厳しくなっているので、
その対応も大変である。

そこで、Immuta というWebサービスを使うと解決すると
聞いたので、調べてみた。
(ネット上で日本語の情報はほとんどないので
 ちょこちょこ更新していく、、、)

※補足:国ごとの個人情報の違い

 例えば、IPアドレスは、今のところ、
日本では個人まで特定できないのでOKらしいが、欧州ではOUTらしい。
# 多分、この違いは、日本の法律家がITに疎いだけで、
# そのうち、日本もダメになりそう、、、

https://www.itmanage.co.jp/column/ip-address-personal-information/#anc001

より抜粋
~~~~~~~~~
IPアドレスだけで個人情報が特定されることは有りません。
~~~~~~~~~

https://it-bengosi.com/blog/address/#EUIP

より抜粋
~~~~~~~~~
EU司法裁判所は、IPアドレスは個人情報だとする判断を下しました。
~~~~~~~~~

目次

【1】Immuta
【2】用途 / できること
【3】サポートしているデータソース
【4】関連用語
 1)Data Sources
 2)Policies

【1】Immuta

* データガバナンスに特化したクラウドサービス
 => 例えば、個人情報が入ったデータを保護/kanするためのサービス

cf. governance(ガバナンス) = 支配、統治、管理、運営
cf. immutable = 不変の

【2】用途 / できること

* データアクセス管理(e.g. ユーザによって、見せる/見せない)
 + データマスク
 + データのハッシュ化
 + ユーザ管理・監視
* 自動検知でタグ付け

などなど

【3】サポートしているデータソース

* 主要なデータベース(一部、非推奨) / クラウドサービスや
 ビッグデータで扱っているようなソフトウェア(データウェアハウス)は、
 網羅されている
 => 詳細は、以下の公式ドキュメント参照

https://documentation.immuta.com/2022.4/release-notes/support-matrix/

【4】関連用語

1)Data Sources

* immuta で データガバナンスしたい対象リソース
 => e.g. Snowflake などなど

2)Policies

* データに対する細かいセキュリティ設定
 => 「誰」に対して「どう隠すか」というものを定義する

Policiesの種類

* 以下の2種類
~~~~
[1] Data Policies (Local/Global)
 ... データをどう見せるか(マスクする?など)を設定

[2] Subscription Policies (Local/Global)
 ... データ自体にアクセスさせるかどうかを設定
~~~~

※ Local/Global
~~~~
* Local ... 個別に適用する
* Global ... データ全体に適用できる
~~~~

参考文献

https://dev.classmethod.jp/articles/immuta-universal-cloud-data-access-control/
https://dev.classmethod.jp/articles/global-policies-in-immuta/