【Scala】Scala ～ 基本編 / Option型 ～

■ はじめに

開発中だが、バグったので整理。

目次

【１】Option型
　１）Some
　２）None
【２】NULLおよび混同しそうなキーワード
　１）null
　２）None
　３）Nothing
　４）Nil

【１】Option型

* 値があるかないかを表す型
* 2種類のサブクラスを持っている

１）Some

* 値があることを表す型

２）None

* 値がないことを表す型

サンプル

def getHello(isNone: Boolean = false): Option[String] = {
  // Option[String]で指定した場合、Some()で返さないとコンパイルエラー
  // つまり、「if isNone None else "Hello"」はできない
  if isNone None else Some("Hello")
}

【２】NULLおよび混同しそうなキーワード

１）null

* Java の nullと同じ

２）None

* 上述の通り「値がないことを表す型」
* null とは、別物

例：開発中にバグを出したコード

val value: Option[String] = None
val result = if (value != null) value.get else "NG" // ここで「java.util.NoSuchElementException: None.get」
println(result)

３）Nothing

* クラス階層における、「一番下」に位置するクラスで全ての型のサブタイプ

４）Nil

* 「空のリスト」を表すオブジェクト
 => 名前が悪くない、、、empty でよかったのでは？？

参考文献

https://qiita.com/f81@github/items/7bca48469d9aea65780d

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