【HG】 Mercurial ~バックアップ / データ移行編~

  ■ バックアップ / データ移行

* 簡単!
【1】 バックアップ
 * hg配下にある「htdocs」ディレクトリをコピーしておく

【2】 データ移行
 * hg配下にある「htdocs」ディレクトリをコピーし、データ移行先に置くだけ

 ※ その後、ディレクトリ「htdocs」の所有者を変更すること

  例 : データ移行

* /usr/local/hgにインストールした場合
 * 以下の構成で構築する

usr/local
 + hg
   + config ... 設定ファイル
   |
   + htdocs ... ディレクトリ << ★このディレクトリをコピーして、データ移行先に置くだけ★
   |
   + cgi-bin ... ディレクトリ
       + hgweb.wsgi ... Web公開用のスクリプト

 

  ■ データ移行例

  前提条件

 * 以下の関連記事でHG環境を構築してあること
http://blogs.yahoo.co.jp/dk521123/36290337.html

  手順

[1] hg配下にある「htdocs」ディレクトリを圧縮コピーする

【コマンド例】
sudo tar zcf backup.tar.gz -C ~/ /usr/local/hg/htdocs/

[2] [1]で圧縮したファイルを、データ移行先に転送する。

【コマンド例】(ユーザ名:user、転送先のIPアドレス:XXX.XXX.XXX.XXX)
scp ~/backup.tar.gz user@XXX.XXX.XXX.XXX:~/.

[3] 転送先にアクセスして、圧縮したファイルを転送先の hg配下に展開

【コマンド例】
sudo mv ~/backup.tar.gz /usr/local/hg/.
sudo tar xvzf /usr/local/hg/backup.tar.gz

[4] ディレクトリ htdocs をapacheユーザに変更する

# chownの-Rオプションで指定ディレクトリ配下の所有者をapache:apacheに変更
sudo chown -R apache:apache /usr/local/hg/htdocs

[5] (念のため)Apacheを再起動する

# 再起動
systemctl restart httpd.service

[6] ブラウザを開き、『http://【移行先のIPアドレス】/hg』でアクセスして、
    データが移行されているかを確認する