■ はじめに

https://dk521123.hatenablog.com/entry/2019/12/09/222057

の続き。

　今、行っているプロジェクトでは、
インフラは、Terraformを使うことになったそうなので
これを機に覚えるとする、、、（前々から気になっていた技術だし）

　中期的な目標として、
AWS GlueのコンポーネントとTeraformを使って構築すること (※)
だが、そもそも、あんまりよくわかっていないので、
今回は、基本的な部分とお勉強環境をそろえるところから
始めてみようと思う。

（※）Terraform ～ AWS Glue ～
https://dk521123.hatenablog.com/entry/2023/04/08/220411

【１】ローカル環境の設定
　１）Windows の場合
　２）Linux の場合
　補足：tfenv / asdf によるインストール方法
【２】Hello World
　１）Terraformのコードを書く
　２）初期化処理を実行する
　３）実行結果を事前確認する
　４）Terraformコードを実行する
　５）動作確認
　６）後片付け
【３】トラブル
　１）HashiCorp GPG keyをインストールしたら文字化け

【１】ローカル環境の設定 - 簡易版 -

* 公式サイトに載っている

https://developer.hashicorp.com/terraform/downloads

１）Windows の場合

* 以下、Windowsの場合の設定方法

[1] Terraformのダウンロード

* 以下の公式サイトから、対象OSのモジュールをダウンロードする
 => 今回は「terraform_1.4.4_windows_amd64.zip」

https://developer.hashicorp.com/terraform/downloads

[2] Terraformをインストール

* Windowsの場合、ダウンロードしたZIPファイルを解凍し
　任意の場所に置く
 => 今回は「C:\terraform\terraform.exe」

[3] 環境変数「Path」に追加

* Windowsの場合、環境変数「Path」にインストール場所を追加
 => 今回は「C:\terraform」

[4] 動作確認

* コマンドプロンプトで、「terraform -help」を入力し、
　ヘルプが表示されればOK
 => 「Usage: terraform [global options] <subcommand> [args]」的な感じで。

２）Linux の場合

* 以下の公式ドキュメントを参照

https://developer.hashicorp.com/terraform/tutorials/aws-get-started/install-cli

[1] 以下を実行し、Terraformをインストールする

wget -O- https://apt.releases.hashicorp.com/gpg | sudo gpg --dearmor -o /usr/share/keyrings/hashicorp-archive-keyring.gpg

echo "deb [signed-by=/usr/share/keyrings/hashicorp-archive-keyring.gpg] https://apt.releases.hashicorp.com $(lsb_release -cs) main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/hashicorp.list

sudo apt update && sudo apt install terraform

[2] 動作確認

$ terraform -version
Terraform v1.4.4 <= versionが表示されたらOK

補足：tfenv / asdf によるインストール方法

Terraformはバージョンごとに動かすみたいなことが必要になってくるので
例えば、tfenv や asdf などを利用する方がいいかも、、、
詳細については、以下の関連記事を参照のこと

Terraform ～ tfenv / バージョン管理～
https://dk521123.hatenablog.com/entry/2023/01/14/000000
asdf ～入門編～
https://dk521123.hatenablog.com/entry/2024/01/17/180212

【３】Hello World

１）Terraformのコードを書く

/*
Terraformのコードを書き、
任意の場所(今回はC:\tmp\tf)へ保存
*/

#  This is a sample terraform code
resource "local_file" "helloworld" {
  content  = "hello world!!!?"
  filename = "hello.txt"
}

２）初期化処理を実行する

# コマンドプロンプトを立ち上げて、以下を入力

cd C:\tmp\tf
terraform init

# 「Terraform has been successfully initialized!」が確認できたらOK

３）実行結果を事前確認する

# 実行結果を事前確認するために、以下を実行
terraform plan

# 「Plan: 1 to add, 0 to change, 0 to destroy.」が確認できたらOK

４）Terraformコードを実行する

terraform apply

「terraform apply」実行後の出力結果例

Do you want to perform these actions?
  Terraform will perform the actions described above.
  Only 'yes' will be accepted to approve.

  Enter a value: yes << yes と入力し、Enterキー押下

local_file.helloworld: Creating...
local_file.helloworld: Creation complete after 0s [id=xxxxxxxxxxxxxxxx]

Apply complete! Resources: 1 added, 0 changed, 0 destroyed.

５）動作確認

# 実行後、「hello.txt」を確認
dir

# # ファイルの内容が「hello world!!!?」であることを確認
type hello.txt

６）後片付け

# どうせなら、「terraform destroy（リソース破棄）」も経験しておく

# [1] まず、破棄されるリソースを確認
terraform plan -destroy

# [2] 次に、「terraform destroy」実行
terraform destroy
# => 実行後、作成した「hello.txt」が破棄されていることを確認

【３】トラブル

１）HashiCorp GPG keyをインストールしたら文字化け

https://developer.hashicorp.com/terraform/tutorials/aws-get-started/install-cli

# Install the HashiCorp GPG key.
wget -O- https://apt.releases.hashicorp.com/gpg | \
gpg --dearmor | \
sudo tee /usr/share/keyrings/hashicorp-archive-keyring.gpg
<文字化け>

発生環境

* OS: Ubuntu

解決案

(本当はこんなんじゃだめだろーが)

[1] Linux の [Settings]-[Region & Language]を選択
[2] Formatsを「日本」から「United Kingdom」に変更
[3] OS 再起動
 => 再度試したら、文字化けせずに実行できた

参考文献

https://zenn.dev/sway/articles/terraform_biginner_helloworld

プログラムの超個人的なメモ

Memo for Programming.

【Terraform】Terraform ～環境構築編～

■ はじめに

目次

【１】ローカル環境の設定 - 簡易版 -

１）Windows の場合

２）Linux の場合

補足：tfenv / asdf によるインストール方法

【３】Hello World

１）Terraformのコードを書く

２）初期化処理を実行する

３）実行結果を事前確認する

４）Terraformコードを実行する

５）動作確認

６）後片付け

【３】トラブル

１）HashiCorp GPG keyをインストールしたら文字化け

参考文献

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