【Linux】【セキュリティ】ブルートフォース攻撃防止 ~ fail2ban ~

■ はじめに

https://blogs.yahoo.co.jp/dk521123/37253842.html
で、「Installing fail2ban」とあったので、調べてみた

■ fail2ban について

Fail To ban。 ban = 「禁止」「差し止める」。
 * ブルートフォース攻撃 / 不正アクセスを検知し、自動的にそのIPアドレスからのアクセスを遮断する
 * Python

■ fail2ban の設定ファイル

/etc/fail2ban/fail2ban.conf
 * 全体的な動作を設定
/etc/fail2ban/jail.conf
 * どのようなサービスとログファイルを監視するかを設定
/etc/fail2ban/jail.local
 * Fail2banを更新しても上書きされない
  => サイトごとの設定はこのファイルで指定可能

■ 環境構築

Raspbian (Raspberry PI)の場合

インストール
# インストール
sudo apt-get install fail2ban

# 「active (running)」かどうか確認
sudo systemctl status fail2ban

# バージョン確認できる
fail2ban-client -i

exit
インストール
sudo cp /etc/fail2ban/jail.conf /etc/fail2ban/jail.local
sudo vi /etc/fail2ban/jail.local
~~~~~~
[sshd]
enabled  = true
port    = ssh
filter   = sshd
logpath = %(sshd_log)s
backend = %(sshd_backend)s
maxretry = 6
bantime = 600 # 10min
~~~~~~
`#`項目説明
1enabled有効(=true)/無効(=false)を設定
2portポート番号
3filterログパターンの指定
4logpathアクセスログを指定
5maxretry 最大リトライ数(それを超えるとアクセス拒否)
6bantimeアクセス拒否をする間隔時間[秒]。-1の場合は無期限

■ 確認コマンド

アクセス拒否されたIPアドレスの確認

sudo fail2ban-client status sshd


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