■ はじめに
https://dk521123.hatenablog.com/entry/2023/02/12/211334
の続き。 今回は、LeSSの導入について取り上げる
目次
【1】3つの導入原則 1)広く浅くよりも、狭く深く 2)トップダウンとボトムアップ 3)ボランティアを活用する 【2】LeSS導入を成功の可能性を高めるには 1)全員を教育する 2)「プロダクト」を定義する 3)「Done」を定義する 4)正しい構造を有したチームを作る 5)プロダクトオーナーのみがチームに仕事を与える 6)プロジェクトマネージャーをチームに近づけない
【1】3つの導入原則
* 3つの導入原則は、以下の通り。 1)広く浅くよりも、狭く深く 2)トップダウンとボトムアップ 3)ボランティアを活用する
1)広く浅くよりも、狭く深く
LeSSを導入する際に、 いきなり全チームに適応するのではなく、 まずは、1チームで適応してみる その後、うまくいけば、広げていく。
2)トップダウンとボトムアップ
マネージメント層のトップと開発チームのボトル どちらのアプローチも必要
3)ボランティアを活用する
「1)広く浅くよりも、狭く深く」の際に 1チームに対して適応すると述べたが、 そのチームを作る際に自主的にメンバーを募る。 => 自主的だから意欲があり、成功しやすくなる 他にも、自主的に活動することにより、 チームが活性化し、自律的なチームになりやすくなる。
【2】LeSS導入を成功の可能性を高めるには
1)全員を教育する
誰もが目的を理解することが、より重要。 そのためには、LeSSについて、全員が知る必要がある
2)「プロダクト」を定義する
プロダクトを定義することにより、以下が決まる + 導入の範囲 + プロダクトバックログの内容 + 適切なプロダクトオーナー
3)「Done」を定義する
Doneの定義は、 プロダクトバックログの全アイテムごとにチームが行うと 合意したアクティビティ(作業)のリスト。 => このリストを全て終わらせると、プロダクトは完成となる
メモ
* 「Doneの定義」については、まだちゃんと理解していないので もう少し学習時間が必要、、、
4)正しい構造を有したチームを作る
最初のチームを作る要件は以下の通り + 専任 ... 1チームだけに所属させ専念 + 安定 ... チームのメンバーを頻繁に変更しない + 長期間持続 ... チームは一時的なプロジェクトチームではなく継続されること + クロスファンクショナル ... 各メンバー、あらゆるタスクをこなせる + 同一ロケーション ... チームは同じ場所で働いていること => 全部は難しいので、参考程度で(リモートワークもあるし)
5)プロダクトオーナーのみがチームに仕事を与える
他チームの割込作業などをさせずに まずは、チームの仕事に集中してもらうために プロダクトオーナーのみがチームに仕事を与える形にする => こんなん、いざとなったら、ムリ、、、
6)プロジェクトマネージャーをチームに近づけない
LeSSには、「プロジェクトマネージャー」という役割は 必要ではない。 プロジェクトマネージャーがいると、 「5)プロダクトオーナーのみがチームに仕事を与える」で述べたような 割込作業や優先度を変えてしまうなどを起こしてしまいがちなので 邪魔させないようにする => これも、ムリだろ、、、
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