■ はじめに

小ネタ。

　Snowflake の 
パラメータ「ENABLE_UNREDACTED_QUERY_SYNTAX_ERROR」について
知ったので、メモっておく。

【１】導入：Snowflake におけるWebUIのクエリ履歴

* Snowflakeの仕様で、デフォルトでは、
　別ユーザのFailedしたクエリ履歴は表示できない (「redacted (編集済)」になる)
 => クエリ履歴を表示するためには、
　　ENABLE_UNREDACTED_QUERY_SYNTAX_ERROR = true にする必要がある

【２】ENABLE_UNREDACTED_QUERY_SYNTAX_ERROR

https://docs.snowflake.com/ja/sql-reference/parameters#enable-unredacted-query-syntax-error

より抜粋
~~~~~
構文エラーまたは解析エラーが原因で SQL クエリが失敗した場合に、
クエリテキストをマスキングするかどうかを制御します。
 FALSE の場合は、クエリ履歴を提供するビュー、ページ、関数で
失敗したクエリのコンテンツがマスキングされます。

AUDIT 権限を付与または継承されたロールを持つユーザーのみが、 
ENABLE_UNREDACTED_QUERY_SYNTAX_ERROR パラメーターを設定できます。
~~~~~

【３】設定方法

https://community.snowflake.com/s/article/SQL-text-is-showing-redacted-for-failed-queries

USE ROLE ACCOUNTADMIN;

--change the parameter at the account level
ALTER ACCOUNT SET ENABLE_UNREDACTED_QUERY_SYNTAX_ERROR=TRUE;

-- or

--change the parameter at the user level
ALTER USER <username> SET ENABLE_UNREDACTED_QUERY_SYNTAX_ERROR=TRUE;