■ はじめに
https://dk521123.hatenablog.com/entry/2022/05/03/000000
で、ICMPを行ったが、今回は、 ICMPメッセージを利用した利用価値の高いコマンド tracert / traceroute コマンド について扱う
目次
【1】traceroute . tracert 【2】追跡の仕組み 【3】生存時間(Time to Live、TTL)
【2】traceroute / tracert
* Linux 場合、traceroute、Windowsの場合、tracertコマンド * 宛先までの経路を調べる
【2】追跡の仕組み
例 : 宛先までに2つのルータを経由する経路を考える
(1) 経由地の数は、IPヘッダの「生存時間(※)」という項目に書き込まれる。 この数を「1」として、宛先まで送る => 「宛先まで届かなかった」というレスポンスが届く (2) IPヘッダの「生存時間」を「2」として、宛先まで送る => 「宛先まで届かなかった」というレスポンスが届く (3) IPヘッダの「生存時間」を「3」として、宛先まで送る => 「宛先まで届いた」というレスポンスが届く つまり、生存時間を1から徐々に増やしていき、経路を把握する
【3】生存時間(Time to Live、TTL)
* IPヘッダにある8ビットの項目で「通過できるルータの数」を表す *「時間」って言ってるけど、そうじゃないらしい。
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