【PHP】【Zend Framework】Zend Framework 設定編


環境設定

ダウンロードおよび設置

[1] 以下のサイトから、Zend Frameworkをダウンロードする
http://framework.zend.com/download
[2] ダウンロードしたZIPファイル(ZendFramework-1.11.3.zip)を解凍する
[3] 解凍したフォルダ(ZendFramework-1.11.3)をC直下に設置する

php.iniの変更

* ライブラリへのパスを設定するために、php.iniに以下のように「;C:\ZendFramework-1.11.3\library」を追記する
include_path = "[略];C:\ZendFramework-1.11.3\library"

Apachehttpd.confの変更

[1].htaccessのRewriteEngine onを有効にするために、以下のコメントアウトを外す
#LoadModule rewrite_module modules/mod_rewrite.so
↓
LoadModule rewrite_module modules/mod_rewrite.so
★重要★ これ↑をやらないと、サーバから500のエラーが返されてしまう。
http://hatirobei.at.webry.info/200811/article_1.html
http://www.ko-tan.com/article/117999352.html

[2] htaccessの設定を有効にするため、以下のように修正
<Directory "C:/~/htdocs">
    AllowOverride None
</Directory>
↓
<Directory "C:/~/htdocs">
    AllowOverride All
</Directory>
[3] Apacheの再起動

Zend Frameworkが正しくインストールできたかを確認する

* 以下のコードを「phpTest.php」で保存して、アクセスしてみる

phpTest.php

<?php
require_once 'Zend/Version.php'; //ライブラリの読み込み
echo Zend_Version::VERSION; //現在のZend Frameworkのバージョンを表示

出力例:Versionが出力される

1.11.3

コーディング規約

[1] PHPコードのみのファイルは、末尾の「?>」を入れない。(ファイルの最後にある空白文字が出力に影響する恐れがあり)
[2] 字下げは空白4文字
[3] 1行の長さを80文字まで
[4] 行末は、ラインフィード (LF) のみ

MVCの実行について

[1] リクエストが来たら、ドキュメントフォルダにある「index.php(フロントコントローラと呼ぶ)」が、まずすべてのリクエストを受け付ける
[2] リクエストの内容を判断して受け渡し先を決定する処理(ルーティング)を行う
[3] 実際の受け渡し(ディスパッチ)を行う
[4] アクションコントローラに、リクエストに対する必要な処理(アクション)を実行する