環境
* ホストOS : Windows 7 * ゲストOS : openSUSE * 仮想化ソフト : VMware(R) Workstation 10.0.2 build-1744117 * JDK : JDK1.8 * Tomcat : Tomcat8 * Eclipse : Eclipse LUNA
手順
1-1) 仮想環境として、Linuxをインストールする
[1] VMWare Workstation をインストールする
1) VMWare Workstationを以下からダウンロードするhttp://www.vmware.com/jp/products/workstation/workstation-evaluation
2) VMWare Workstationをインストールする 3) ゲストOS(ここでは「openSUSE」)のisoファイルをダウンロードしておくhttp://cdimage.debian.org/debian-cd/7.6.0/amd64/iso-dvd/
4) [ファイル]-[新しい仮想マシン]を選択 * ゲストOSには、手順1-3) でダウンロードしておいたisoを設定しておくこと 5) 手順1-4)で作成した仮想マシンを右クリックし、[パワー]-[ゲストOSの起動]を選択 6) ゲストOSをインストールする
[2] VMWare Toolsをインストールする
1) VMWare Toolsをインストールするために、ターミナルを起動し、以下のコマンドを入力する # なお、以下を参考にした。感謝。http://deginzabi163.wordpress.com/2013/05/25/%E8%A6%9A%E6%9B%B8opensusevmware-tools-pl%E3%81%A7vmware-tools%E3%82%92%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E5%AF%BE%E7%AD%96opensus/
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/656vmtoolsfc2.html
コマンド
「su」でスーパーユーザーで行う(以降もコマンド入力する際はスーパーユーザーで行うこと)su zypper install kernel-syms zypper install kernel-source zypper install gcc tar zxf VMwareTools-9.6.2-1688356.tar.gz cd vmware-tools-distrib ./vmware-install.pl -default # 再起動 reboot # 再起動後に「VMWare Tools」をインストールされたかを確認するために、 # ターミナルを起動し、以下のコマンドを入力する service vmware-tools status
1-2) ホストOS - ゲストOS間のデータのやり取りできるように設定(任意)
* ホストOS - ゲストOS間のデータのやり取りできるように設定するために、Samba(サンバ)サーバをインストールする
[1] Sambaのインストール
1) Yast(ヤスト)を立ち上げて、[ネットワークサービス]-[Sambaサーバ]を選択 2) 以下を設定してインストールする * 「Start-Up」タブ + 「サービスの開始」で「システム起動時」を選択 + 「ファイアウォールの設定」で「ファイアウォールでポートを開く」を選択 * 「Shares」タブ + 「ユーザによる共有」で「ユーザにディレクトリの共有を許可する」と「ゲストアクセスを許可」を選択 3) Sambaサーバ用のパスワードを入力
[2] Windows側を共有する
1) Windows側で共有するフォルダを用意し、その中に共有したいフォルダとファイルを格納しておく 2) そのフォルダを右クリックし、共有およびフルコントロールにする 3) そのフォルダを右クリックし、共有タブを選択すると ネットワークパス「\\【Windowsのコンピュータ名】\【共有するフォルダ名】」をコピーする 4) Linux側で、先ほどコピーしたネットワークパス「\\【Windowsのコンピュータ名】\【共有するフォルダ名】」 を
2) Javaの環境を設定する
[1] JDK をインストールする
1) JDK(例:jdk-8u5-linux-x64.rpm)をダウンロードするhttp://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/jdk8-downloads-2133151.html
2) JDK をインストールするために、ターミナルを起動し、以下のコマンドを入力する cd /tmp rpm -ivh jdk-8u5-linux-x64.rpm 3) ターミナルを起動し、以下のコマンドを入力する sudo update-alternatives --config java sudo update-alternatives --display java => 「... openjdk ...」と表示されたら、openjdkが優先されている状態? sudo update-alternatives --install "/usr/bin/java" "java" "/usr/java/jdk1.8.0_05/bin/java" 1 sudo update-alternatives --config java => 入力すると以下のように表示されるので、インストールしたJDKの番号(この例だと「2」)しEnterキー押下 ~~~~~ There are 3 choices for the alternative java (providing /usr/bin/java). Selection Path Priority Status ------------------------------------------------------------------- * 0 /usr/lib/jvm/java-6-openjdk/jre/bin/java 1061 auto mode 1 /usr/lib/jvm/java-6-openjdk/jre/bin/java 1061 manual mode 2 /usr/java/jdk1.8.0_05/bin/java 1 manual mode Press enter to keep the current choice[*], or type selection number: ~~~~~ sudo update-alternatives --install "/usr/bin/javac" "javac" "/usr/java/jdk1.8.0_05/bin/javac" 1 sudo update-alternatives --config javac => 同様に入力する
補足:※もし、「sudo update-alternatives --install」で間違った場合
ターミナルを起動し、以下のコマンドを入力する [構文](構文については「sudo update-alternatives --help」でヒントが出てくる) sudo update-alternatives --remove java 【削除対象】 [例] sudo update-alternatives --remove java /usr/java/jdk1.8.0_05/bin/java
[2] 環境変数 を設定する
1) 環境変数 を設定するために、ターミナルを起動し、以下のコマンドを入力する export JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.8.0_05 export JRE_HOME=$JAVA_HOME/jre export CLASS_PATH=$JAVA_HOME/lib/tools.jar 2) 念のため、「java -version」を入力し、OracleJDKがインストールされているか確認する
3) Tomcatを設定する
[1] Tomcat をインストールする
1) Tomcat (例:apache-tomcat-8.0.9.tar.gz)をダウンロードするhttp://tomcat.apache.org/download-80.cgi
2) Tomcat をインストールするために、ターミナルを起動し、以下のコマンドを入力する (「rpm -qa | grep tomcat」で念のため、インストールされていないことを確認) rpm -qa | grep tomcat cd /tmp tar xvzf apache-tomcat-8.0.9.tar.gz mv ./apache-tomcat-8.0.9 /usr/tomcat
[2] 環境変数 を設定する
1) 環境変数 を設定するために、ターミナルを起動し、以下のコマンドを入力する export CATALINA_HOME=/usr/tomcat
[3] Tomcat を起動する
1) Tomcat を起動するために、ターミナルを起動し、以下のコマンドを入力する $CATALINA_HOME/bin/startup.sh 2) Tomcat が起動しているかを確認するために、ブラウザを起動し、以下にアクセスするhttp://localhost:8080/
3) Tomcat を一旦停止する $CATALINA_HOME/bin/shutdown.sh
4) Eclipseの環境を設定する
[1] Eclipse をインストールする
1) Eclipse (例:eclipse-jee-luna-R-linux-gtk-x86_64.tar.gz)をダウンロードするhttps://www.eclipse.org/downloads/packages/eclipse-ide-java-ee-developers/lunar
2) Eclipse をインストールするために、ターミナルを起動し、以下のコマンドを入力する cd /tmp tar xvzf eclipse-jee-luna-R-linux-gtk-x86_64.tar.gz mv ./eclipse /usr/eclipse
[2] Eclipse を起動する
1) Eclipse をインストールするために、ターミナルを起動し、以下のコマンドを入力する /usr/eclipse/eclipse -clean
[3] Eclipse をTomcatが使用できるように設定する
1) Eclipse の [Window]-[Preferences]-[Server]-[Runtime Environments]で「Add」ボタン押下 2) [Apache]-[Apache Tomcat 8]を選択し「Next」ボタン押下 3) 「Tomcat installation directory」「/usr/tomcat」を入力し「Finish」ボタン押下 4) 「OK」ボタン押下
[4] 設定できているかを「Hello World」で確認
1) Eclipse の [File]-[New]-[Other]-[Web]-[Dynamic Web Project]を選択 2) 以下を入力し「Finish」ボタン押下 * プロジェクト名 : 「SampleWeb」 * Target Runtime : 「Apache Tomcat 8」 3) 作成したプロジェクト「SampleWeb」を右クリックし[New]-[Servlet]を選択し 以下を入力し「Finish」ボタン押下 * クラス名 : 「SampleCode」 * package : 「com.sample」 4) 以下を参考に、プログラムを書くhttp://blogs.yahoo.co.jp/dk521123/33116237.html
5) プログラムを右クリックし、[Run As]で実行する → 「Hellow World」が表示されたらOK