【JSP】インクルードディレクティブ / インクルードアクション

利用価値

 * テンプレートとして使用

インクルードディレクティブ(<%@ include)

 * 静的なインクルード
 * コンパイル前に読み込み処理を行う。
 * 指定したページに記載されている内容をそのまま取り込んで一つのページとして扱う

構文

<%@ include file="【インクルードするファイル名】"%>

使い分け

 * アプリケーションの実効結果などの動的なコンテンツに向いている

注意

 * インクルードされるファイルは、その内容が更新されても実行時にJSP側に反映されない
 * 指定したページの出力ではなく、ページに書かれている内容をインクルード元のページに取り込むので
   インクルードされるページの方には文字コードの指定は不要

インクルードアクション(<jsp:include)

 * 動的なインクルード
 * 実行時に読み込み処理を行う。
 * 指定したページを実際に実行した結果を取り込み、2つのJSPページがそれぞれサーブレットに変換されて動作する

構文

<jsp:include page="【インクルードするファイル名】" flush="true" />

flush属性:インクルードされるページを読み込む前に、ページの出力バッファをフラッシュするかどうかを制御

使い分け

 * import宣言の共有などの静的なコンテンツに向いている

注意

 * 指定されたURLに対してリクエストを行い、その結果をリクエスト元に表示するため、常に更新が反映される

インクルード先に値を受け渡す

■インクルード元
<jsp:include page="【インクルードするファイル名】">
    <jsp:param name="【パラメータ名】" value="【値】" />
</jsp:include>

■インクルード先
String param = request.getParameter("【パラメータ名】");

参考文献

* include + paramアクション
http://www.javadrive.jp/servlet/jsp_action/index5.html


関連記事

ページ遷移およびパラメータの受け取り ~クエリ文字列編~

http://blogs.yahoo.co.jp/dk521123/32776759.html