【マネジメント手法】リーン スタートアップ方法論

【1】リーンスタートアップ方法論

* Lean(リーン) = 「ぜい肉がない」⇒「ムダがなく効率的」
* Startup(スタートアップ) = 新規事業などの「立ち上げ」
* トヨタの「かんばん方式」を基に作られた
 「リーン生産方式」に由来するもの

補足

* システム開発手法である「アジャイル開発」と相通ずるものがある

【2】手順

[1] 製品のベーシックバージョンをまず作り、リリース
 => 構築段階では必要最小限の機能を搭載した製品やサービスを
  素早く提供する

[2] 顧客のフィードバックから得られた知識を基に、本番の製品を作る
 => 内部で設計を磨くのではなく、実ユーザを対象に試行錯誤を繰り返す

* [build(構築)] - [measure(測定)] - [learn(学習)] 
 のサイクルで進めていく

メリット

* 製品を素早く開発・提供することができる
* 最低限のコストと短いサイクルで、
 市場やユーザーのニーズに合った製品やサービスを作りやすくなる
* 製品やサービスを小さく早く作り、
 市場の反応を見て成長が見込めない場合は、
 方向転換するか中止できる
 => 時間や予算をかけずに立ち上げるので、中止しても痛手は小さくてすむ

キーワード

MVP (Minimum Viable Product)

* 実用最小限の製品

ピボット(方向転換)

* ビジョンを変えず、製品のチューニングだけでは改善しない場合に行う戦略転換のこと

参考文献

http://jp.techcrunch.com/2012/01/04/20120104details-matter/
http://jibun.atmarkit.co.jp/lskill01/rensai/leanstartup/02/01.html
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20121128/440482/?ST=system&P=2

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リーンソフトウェア開発 / Lean Software Development
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